新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
かなりご無沙汰しておりますが、久しぶりのブログ更新です。
さて、今年の抱負のひとつとして表題にもある「読書」を挙げました。
早速ある人に薦められた「海賊とよばれた男」を読みました。
この本についてさまざまな感想があると思いますが、
主人公の国岡鉄蔵はどんな苦境に陥っても自分自身の信念を貫き通すことで迅速に正確な決断を下し、
難解な問題を乗り越えていくメンタルの強い人物だと感じました。
メンタルとは、一般的に脳を鍛えて瞬時の判断力や閃き、自分の気持ちをうまく調整するセルフコントロール能力などを高め、その司令信号を筋肉に伝えて最高のパフォーマンスを体で表現することを言います。
スポーツ界でよく使われる「メンタル」という言葉ですが、近ごろ命を自ら絶ったり、他人に奪われてしまったりという悲しいニュースをよく耳にし、メンタルトレーニングをスポーツ以外の幅広い分野でも取り組んでいくべきなのではないかと感じます。
インターネットの普及やグローバル化が進む複雑な現代社会を生き抜いていくには、冷静な判断力と強い精神力を養うことが必要です。
しかし、そのような現代社会の中でも忘れてならないのは、主人公の国岡鉄蔵のように人を信じる思いやりのある心だと私は思います。