久しぶりに予定が無い休みだったので、山中温泉『鶴仙渓遊歩道』までドライブに出掛けてきました。鶴仙渓は、漂泊の俳人・松尾芭蕉が八泊九日にわたる長逗留をしたほど名湯と絶賛し、「行脚の楽しみ、ここにあり」とひと節うたうほど、奇岩が列をなして、淵にただよう水とのコラボレーションがすばらしい景勝地です。
お昼過ぎに到着して遊歩道を進んでいくと、まず最初に現れる木製の『こおろぎ橋』この橋の名前の由来は、行路が危なかったために「行路危」と称されたとも、秋の夜長に鳴くこおろぎの声に由来するとも言われているそうです。橋の両岸にはうっそうと木々が茂り、はるか下を流れる大聖寺川の淵には奇岩や怪石が突き出て、覗きこんだら足元が震えました(>_<)
さらに進むと、今春で三年目となる新名所『鶴仙渓 川床』ここでは、名物の「冷製抹茶しるこ」や和の鉄人・道場六三郎プロデュースによる新メニューのスイーツ、加賀棒茶を味わうことができるみたいでしたが、行列ができていたので諦めました。
少し休憩をとりさらに進むと、今度は鮮やかな赤紫がひときわ目をひく『あやとり橋』長さ80mのその名の通り、あやとりを模した造形でS字型にゆるやかにくねった橋は、ほんと素敵な橋でした。
そして、最後の『黒谷橋』当時木製だった橋は今は石橋に変わっていましたが、芭蕉が絶賛した景色に石橋が独特の風趣を添えていました。
往復約2Kmの遊歩道、昼下がりの散歩には最適な所でした!
夕刻にはライトアップもあり、蛍も乱舞するらしく、より幻想的な雰囲気を味わう事ができるそうですよ!
そして帰りに、徳光で『うどん♪』定番ですね!(笑)